鬼の首を獲る
今日、会社の若い子が、得意先の担当者から電話でミスを叱責されていた。
彼女は電話を切った後「鬼の首を獲ったようにコチラのミスを言い立てられた」と愚痴った。
鬼の首を獲る...文章では目にするけど、実際に人が口にするのを聞くのは久しぶりだ。
なんだか笑えた。
鬼の首を獲って得意になっている人を実際に目の当たりにしたら、100パー引きますから。しかも鬼の首を獲ってもそんなに偉くないですから。
て言うか、鬼なんか見つけようものなら、速攻アメリカからミスター ジョーンズみたいなサングラスの男が飛んできて、エリア51とかに連れて行きます。
もう細心の注意を払って保護すべき対象ですから。レッドデータブックの絶滅危惧種どこじゃありませんから。
そんな大切な鬼様の首なんか獲った日には切腹ものですから。ましてや得意げになどしようものならネットで大炎上必至ですから。
て、ゆーわけで、もう慣用句として成立してないんじゃねーの。とか思った次第です。